気化熱空調 冬の使い道 加湿

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加湿の困り事

■ 北陸ワコール縫製様

北陸ワコール縫製様では、ランジェリーやブラジャー製品の縫製をしております。
縫製作業というのは、主にミシンを使って、様々な生地や装飾を縫い合わせていく作業です。

北陸ワコール縫製様 外観

■ 冬場は湿度が低く、生地荒れが起こる

縫製される生地は、ある水分量を下回るとミシンの送り歯や針の摩擦で生地荒れが起こります。
冬場は、作業する部屋に暖房をつけているので、乾いた空調の空気が流れ込んできて、湿度が低下してしまいやすい状態でした。
また、縫製作業で使われるボビンやミシンの部品は金属が多いため、部屋の湿度が低いと静電気が発生しやすい状況でした。

静電気

■ 本格的な加湿器は高い・簡易的な加湿器は効果が出ない

弊社もよく出くわすこの難問。
加湿方法は色々な方法がありますが、北陸ワコール縫製様の部屋の大きさは、

22m×18m×2.7m(高さ)

とかなり対象範囲が広く、本格的なものはイニシャルコストも高い上に、
ランニングコストも高く、簡易的なものだと局所的で効果がほぼないという悩みを抱えておりました。

■ 何かいいアイディアがないか、過去を振り返る

そこで、弊社では今年の夏場、驚くほどたくさん売れた水の気化熱を利用した冷風扇風機を思い出しました。
この気化熱冷風扇風機は本来は工場の暑い作業場で人に涼しい風を出す事を目的にしたものです。
スポットクーラーとは違い、排熱がなく、とっても省エネなものになっております。

気化熱冷風扇風機
原理
風量
消費電力
  電気代はファンを回す電力だけなのでとても安い 
  (+水道代1日60L程なのでほんのちょっと)

  50Hz:295W
  60Hz:325W

ご参考:
おじゃまっテレ ワイド&ニュースで「冷風扇」が紹介されました

サンエイエアーネット通販ページ

■ 仮説

この冷風扇風機は、1日約60L程の水を消費する事を思い出しました。
小さい加湿器の何倍も水を出す事となります。
また、風量もあるので遠くまで水を飛散させる事も可能で、
広範囲まで加湿させることが可能なのではないかと思いました。
また、価格も73,000円(税抜)と安いです。

■ デモ(検証)

弊社にデモ機がありますので、貸出させていただき、1台でまずはどうなるかをデモさせていただきました。
一緒に温湿度計も貸出をして経過観察しました。


湿

湿



■ 効果

今まで、湿度35%も行かなかった環境が、40%以上を常に達成するようになり、
データ上はかなり効果が表れました。
また、現場の作業をされている方に聞いても、「生地荒れが起こりにくくなった」、
「静電気がなくなった」、「加湿器をつけなくてもよくなった」等の意見を多数いただきました。

■ 感想

まずは、何よりお客様の困り事を解決できてよかったと感じます。
弊社はコンプレッサーの販売とメンテナンスを通して仲良くなったお客様に
よく困り事をいただきますが、この加湿の問題はとてもよく聞く課題でしたので、
他のお客様にもスピーディーに展開していこうと思います。