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2020.05.12
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新型コロナウイルス感染症の軽症者宿泊療養施設内 無人物資搬送ソリューションに遠隔監視・操作機能を追加

新型コロナウイルス感染症の軽症者宿泊療養施設内 無人物資搬送ソリューションに遠隔監視・操作機能を追加

株式会社ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口恒)は、新型コロナウイルス感染症の軽症者等の宿泊療養施設における物流支援ロボットCarriRo®による物資搬送ソリューションの提供を発表しておりますが、遠隔監視・操作の機能を追加することで、施設内での作業をさらに無人化できるようになりました。

 

現在、軽症者等の宿泊療養を受け入れる施設では、軽症者向けの弁当配送やゴミの回収など物資搬送業務が発生し、作業にあたる職員の人手不足、二次感染リスクとそれ対する心理的負担など大きな課題に直面している状況であり、当社では4月よりこれらの施設向けに物流支援ロボットCarriRo®による施設内の無人搬送の提供を進めております。

 

実際の施設内での運用に際し、「職員が感染リスクの高いエリアに極力行かないようにしたい」、「CarriRo®の周囲の状況を遠隔で確認したい」、「万が一CarriRo®が障害物などで停止した状況などで、遠隔で復旧作業を行いたい」などのご要望をもとに、遠隔で監視・操作する機能を追加することで、感染リスクの高いエリアに職員が行かなくても別室などで対応できるようになりました。

 


新型コロナウィルス軽症者療養施設での物資運搬フローの例

 

本機能は、物流支援ロボットCarriRo® AD+を遠隔管理クラウドシステムROBO-HI®(ロボハイ)経由で操作できる機能です。CarriRo®のハンドル部に設置したカメラからの画像で、常にCarriRo®の周囲の状況を把握することができ、また画面を見ながらコントローラーを用いての操作や、自律移動モードへの切り替えができる仕組みとなります。

 


別室からのCarriRo®遠隔操作例

現在のような非常時、社会全体での一致団結した対応が必要な今、ZMPはロボットベンチャーとしてまさに今すべきことを、政府や自治体ほか関係者の皆さまと協力し取り組んでまいります。

 

【物流支援ロボットCarriRo®】​​​​​​​

 

 

物流支援ロボットCarriRo®は、ZMPが開発に取り組む自動タクシー®のサービス実証に代表されるZMPの自動運転技術を応用して開発された製品です。少子高齢化の流れにより急速な人手不足となっている物流業界において搬送作業の負荷を軽減し、省人化・効率化を目的として販売を実施しております。現在販売開始から累計約200ユーザーの導入実績があり、自律移動による新たな付加価値により物流拠点や工場を始め、ホテルなどのサービス業界と様々な分野に導入が広がっております。

 

【製品Web URL】 https://www.sanei-sho.com/carriro/


【動画】https://youtu.be/dkfvVXNdaCU


【製品価格】
CarriRo® FD(追従モデル): 5年リース 月額34,000円(税別)/1台


CarriRo® AD(自律モデル): 5年リース 月額52,000円(税別)/ 1台


CarriRo® AD(外部入出力機能搭載モデル): 5年リース 月額58,000円(税別) / 1台


CarriRo® AD+ (台車タイプ): 5年リース 月額73,000円(税別) / 1台
(パレット積載タイプ): 5年リース 月額82,000円(税別) / 1台

 

【主な仕様】

 

本体重量 55kg
大きさ

 幅61cm×奥行91cm×高さ24cm

 ※ハンドル部96cm

最大積載荷重

 FD・AD:150kg

 AD+:200kg

最大速度

 時速 6km(ドライブモード、追従モード)

 時速 3km(自律移動モード)

牽引力

 FD・AD:250N (300kg相当)

 AD+:600kg相当

 ※路面状況や台車の状況によります。

充電時間 2時間半
稼働時間

 8時間

 ※稼働状況によって異なる可能性があります

※上記CarriRo® AD+の仕様は変更される可能性がございます。

 

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