kobelcoのインバータ冷凍機「IZSB」の省エネ性が高くなりました。
■ブラインチラーって何?
水の代わりにブライン(=不凍液)を使ったチラーの事です。
従来の冷水チラーでは、+5℃以下になると、水が凍結してしまいます。では、もっと冷やしたい時はどうするのか?
水の代わりにブライン(=不凍液)を使ったブラインチラーを使用します。
コベルコのブラインチラー「iZSB」なら、単独圧縮シリーズにて
Cタイプ(+5℃〜ー10℃)とLタイプ(-10℃〜ー25℃)まで冷却が可能です。
ブラインチラーの用途例
■空調用途が一般的ですが、食品工場・金属加工工場など、冷却用として幅広く使用されています。
クラス最高のCOP!
■インバータによる回転数制御で中間負荷での大幅な省エネを実現しました。
インバータにより負荷に応じて回転数をリニアに制御。従来機に比べ、中間負荷時での高効率化を実現し、COPを大幅に改善することが可能となりました。
使用温度領域に合わせ2つのタイプをラインナップ
■低温域で更に高い効率を発揮する低温用途専用設計の単段半密閉スクリュ圧縮機を搭載。
Cタイプ:+5℃〜ー10℃仕様
Lタイプ:-10℃〜―25℃仕様
全機種エコノマイザー標準搭載
■エコノマイザーを全機種標準装備することにより、消費電力量に対する冷凍能力が大幅にアップしています。
エコノマイザー機構
凝縮器からの高圧冷媒の一部補助膨張弁でエコノマイザー(中間冷却器)内に膨張させ、冷媒液の過冷却を行うもの。この過冷却作用により、冷凍能力が増加しますので、通常の単段機に比べて成績係数が大幅に改善されます。
インバータ増速による低温域でのパワフル制御
■業界唯一の能力増強型!低温域では、温度が下がるほどパワフル回転
ソフトスタート機構による停止インターバル不要
■負荷に応じて優れた省エネ性を発揮。起動時の突入電流がなくソフトな起動が可能に。
抜群の操作性「IZ」モニター搭載
IZモニターでスピーディな解決:常時モニタリング。
高精度な温度制御が可能:IZモニターに組み込まれた連続容量機能により、回転数を自動制御。省エネに貢献します。
冷却能力:各種揃っています。
単段圧縮機シリーズ(ブライン出口温度帯:使用温度)
Cタイプ(+5℃〜ー10℃仕様)
Lタイプ(-10℃〜ー25℃仕様)
※2段圧縮機シリーズ(izαB)もあります。
超低温タイプ(-25℃〜ー55℃)になります。