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2020.08.24
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物流支援ロボットCarriRo®AD+、セイコーエプソングループで導入

物流支援ロボットCarriRo®AD+、セイコーエプソングループで導入
 

-完全省人化を実現し、工場内の残業抑制及び作業負荷軽減で貢献-

 

株式会社ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒、以下ZMP)が販売している物流支援ロボットCarriRo®(キャリロ)AD+(パレット積載タイプ)が、大手精密機器メーカーでセイコーエプソングループの、秋田エプソン株式会社(秋田県湯沢市、代表取締役社長:遠藤 正敏、以下秋田エプソン)において、搬送の自動化・省力化を目的として2020年3月から導入されました。

 


CarriRo® AD+(パレット積載タイプ)が折り畳みコンテナを搬送している様子

 

秋田エプソンは、従来までは組立前後の部品や製品を倉庫から製造現場まで人手で搬送を行っていました。往復300m程度のルートで一日最大30回の搬送があり、搬送にかかる工数が通常作業を圧迫してしまい、また重量物のため作業者への負担が大きな課題となっておりました。

 

CarriRo®導入に当たり、①走行性能、②安全性、③最大600㎏の可搬重量、④ランドマークでのルート設定により、経路やアクションをユーザー側で自由に設定・変更ができる、というCarriRo®の特徴が課題を解決する要件を満たしていたため導入に至りました。

 

CarriRo® AD+(パレット積載タイプ)1台を導入し、人が運搬している時間が全てCarriRoに置き換わったため、導入箇所の搬送においては完全に省人化を実現しました。搬送時間が削減されたことで残業の削減につながり、他の作業や業務改善をする時間に充てることができるようになりました。また、重量物を搬送する際の作業者にかかる負荷と、狭い通路で人と接触するリスクによる安全性の課題を同時に解決することにつながりました。

 

今後は導入した結果を社内で共有し、他部署での課題を解決するきっかけとしたいと考えています。同時にCarriRoの稼働率をさらに向上させることで効果を拡大できるようにしていきます、とコメントいただいております。

 

【物流支援ロボットCarriRo®】​​​​​​​

 

 

物流支援ロボットCarriRo®は、ZMPが開発に取り組む自動タクシー®のサービス実証に代表されるZMPの自動運転技術を応用して開発された製品です。少子高齢化の流れにより急速な人手不足となっている物流業界において搬送作業の負荷を軽減し、省人化・効率化を目的として販売を実施しております。現在販売開始から累計約200ユーザーの導入実績があり、自律移動による新たな付加価値により物流拠点や工場を始め、ホテルなどのサービス業界と様々な分野に導入が広がっております。

 

【製品Web URL】 https://www.sanei-sho.com/carriro/


【動画】https://youtu.be/dkfvVXNdaCU


【製品価格】
CarriRo® FD(追従モデル): 5年リース 月額34,000円(税別)/1台


CarriRo® AD(自律モデル): 5年リース 月額52,000円(税別)/ 1台


CarriRo® AD(外部入出力機能搭載モデル): 5年リース 月額58,000円(税別) / 1台


CarriRo® AD+ (台車タイプ): 5年リース 月額73,000円(税別) / 1台
(パレット積載タイプ): 5年リース 月額82,000円(税別) / 1台

 

【主な仕様】

 

本体重量 55kg
大きさ

 幅61cm×奥行91cm×高さ24cm

 ※ハンドル部96cm

最大積載荷重

 FD・AD:150kg

 AD+:200kg

最大速度

 時速 6km(ドライブモード、追従モード)

 時速 3km(自律移動モード)

牽引力

 FD・AD:250N (300kg相当)

 AD+:600kg相当

 ※路面状況や台車の状況によります。

充電時間 2時間半
稼働時間

 8時間

 ※稼働状況によって異なる可能性があります

※上記CarriRo® AD+の仕様は変更される可能性がございます。

 

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