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コンプレッサー・圧縮空気ブログ
エアーレシーバータンク(空気タンク)、3つの役割と選定について
今回は、エアーレシーバータンク(空気タンク)の役割について説明します。
大きく分けて、3つの役割があります。
1、脈動防止
2、コンプレッサーの保護
3、バッファー又は充填
1、脈動防止
【レシプロコンプレッサーの場合】
1分間に、600往復程度、ピストン運動します。上死点と下死点があり、脈動防止のためにエアーレシーバーが必須です。
【空気タンクの選定ーレシプロコンプレッサーの場合】
タンクの容量は吐出空気量の25%ぐらいの容量が必要です。
10馬力のコンプレッサー(1000L/min)をお使いの場合
1000L/min × 0.25 = 250
⇒250L以上の容量の空気タンクをご用意した方がベストです。
【スクリューコンプレッサーの場合】
1分間に1800回転、またはそれ以上で脈動が比較的少ないのが特徴です。このため、一般的には吐出空気量の15〜20%ぐらいの容量が必要です。
【空気タンクの選定ースクリューコンプレッサーの場合】
吐出空気量の15〜20%ぐらいの容量が必要です。
10馬力のコンプレッサー(1000L/min)をお使いの場合
1000L/min × 0.15 = 150
⇒150L以上の容量の空気タンクをご用意した方がベストです。
【スクロールコンプレッサーの場合】
スクロールコンプレッサーも比較的少ないです。こちらも吐出空気量の15〜20%ぐらいの容量が必要です。
【空気タンクの選定ースクロールコンプレッサーの場合】
吐出空気量の15〜20%ぐらいの容量が必要です。
10馬力のコンプレッサー(1000L/min)をお使いの場合
1000L/min × 0.15 = 150
⇒150L以上の容量の空気タンクをご用意した方がベストです。
***まとめ***
【空気タンクの選定について】 *コンプレッサーの種類によって違ってきます。
コンプ種類 | レシプロコンプレッサー | スクロール、又はスクリューコンプレッサー |
---|---|---|
特徴 | 脈動が多い | 脈動が比較的少ない |
選定の目安 | 吐出空気量の25%ぐらいの容量 | 吐出空気量の15〜20%ぐらいの容量 |
例 | 10馬力のコンプレッサー(1000L/min)をお使いの場合
1000L/min × 0.25 = 250 ⇒250L以上の容量の空気タンクをご用意した方がベストです。 |
10馬力のコンプレッサー(1000L/min)をお使いの場合
1000L/min × 0.15 = 150 ⇒150L以上の容量の空気タンクをご用意した方がベストです。 |
2、コンプレッサーの保護
エアーレシーバータンク(空気タンク)を設けていない、又はタンクの容量が小さい場合、インチングが起きます。
インチングとは、ロード・アンロードが頻繁になる現象です。
または、発停が頻繁になる現象の事です。モーターが入ったと思ったら、すぐに切れる症状がこれに当たります。
この現象が長く続くと、コンプレッサーが故障しやすくなります。
このインチングを防止=コンプレッサーを保護する為にタンクが必要です。
3、バッファー又は充填
エアレシーバータンク(空気タンク)はエアー(圧縮空気)のダムと考えてください。
空気タンクは、空気が急激に必要となる時のバッファー(緩衝)となり、圧力低下を最小限に抑えます。
また、一度に多量のエアーを使用する時は、
(一時だけ、コンプレッサーの吐出量同等、それ以上の空気使用量が必要だけど、その時以外はあまりエアーを必要としない時)、
特別に空気タンクの必要量を計算して求めると良いです。
そうでないと、必要以上の大型コンプレッサーを設置してしまい、不必要な電気料金がかかってしまいます。
業界で例えると、プレス機を使用する業界、食品業界、タイヤ充填などの自動車関係業界などが当てはまります。
注意して頂きたい点は、根本的にエアーが足りない時は、エアーレシーバー(空気タンク)でしのごうとしても無理ということです。
空気タンクを圧縮空気のダムと考えると、
ダムにたまる水(圧縮空気)よりも、放水する量(工場で使用するエアー量)が多いと、
ダムの水位(エアーの圧力)は徐々に下がっていきます。
空気タンクの役割1、2、3は互いに関連しています。
安定したエアー供給の為にも空気タンクをご検討ください。
また、当ショップでご購入されたお客様は、この3つの役割を果たせていますでしょうか?
今一度ご確認お願いします。そして、定期自主検査をお願いします。
下記の3点は、ボイラー及び圧力容器安全規制(第2種圧力容器)にも記載してある定期自主点検の内容です。
■本体の損傷の有無
■ふたの取付ボルトの摩擦の有無
■管および弁(止め弁、安全弁)の損傷の有無
ご参考ください。
空気タンクはこちらでも載せています。
https://www.sanei-sho.com/product/409.html
「水の凍結」。年末年始こそ気をつけて下さい
早いもので、もう年末。今日で仕事おさめの方も多いのではないのでしょうか?
今年も残すところ後3日。慌ただしい毎日をお過ごしかと思います。
しかし、この時期だからこそ、注意していただきたい点を今回は、ご紹介したいと思います。
注意して頂きたい点、それは、「水の凍結」により、コンプレッサーの異常停止・機械の故障が多くなることです。
といいますのも、12月、1月に入ると冬本番となり、寒さも一段と厳しくなります。
特に年末年始に冷え込みますと、工場内も冷え込み、休み中に配管内の水が凍結する恐れが出てきます。
最悪の場合には、配管が破裂したり、クーリングタワー等の冷却水系統の機械が故障してしまいます。
そして、生産開始ができなくなります。
対策としては、「凍結防止」です。
●ヒーターを配管に巻く
●配管内の水を抜く(気温がマイナス0℃以下になる場合)
●ポンプだけ回しておく(流水が凍結する温度はかなり低い)
他にもありますが、これらの点を特に厳重に注意してください。
また、「エドライヤーを取り付けているのに水が出る」
そんなご質問も頂くことがあります。
エアードライヤーを取り付けているのに、工場のエアーラインに水が出る時があります。
それは、冷凍式のエアードライヤーを取り付けている場合です。
冷凍式のエアードライヤーは、一般的に圧力露点が10℃以下です。
通常は圧縮エアーのラインにはドレンは出ません。
ところが、冷凍式ドライヤーで冷やした10℃以下になるエアー配管がの箇所がある場合(工場棟と工場棟の間の露出配管など)、
外気が冷凍式ドライヤの露点以下の温度に配管がなった場合(例えば1℃)、その分わずかですが、ドレンが発生します。
■この防止方法は、露出配管に保温材を巻く。
■もっと露点の低いドライヤー、例えば吸着式のドライヤーを部分的に使用する。
この2点になります。
当店でも保温材や吸着式エアードライヤーを取り扱っておりますので、
お気軽にお問い合わせください。
来年は厳しい年になると言われています。だからこそ、定期的に、ちょっとした対策を忘れないでいただければと思います。
すがすがしい気分で仕事始めができることができますよう、心よりお祈り申し上げます。
今年も残り少なくなりましたが、良い年をお送りください。
また、来年も皆様のお役にたてますよう、頑張りたいと思います。よろしくお願いいたします。
コンプレッサーのオイルの注意点
空気量を表示する単位、Nm3(ノルマルリューベ)とm3(リューベ)の違い、分かりますか?



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コンプレッサーの「スピーディ省エネ診断」実施中!
株式会社三栄商会
福 井県福井市問屋町2-62
℡0776-23-8808
FAX0776-23-0643
■弊社ホームページはこちらをクリック!!
■サンエイエアー.jp
エアーコンプレッサーの(圧縮空気)の事ならお任せ下さい!
エアーコンプレッサー(空気圧縮機)、エアー配管、真空ポンプ、空調設備等を格安で販売するエアーコンプレッサーの専門店です。
■サンエイネットショプ
業務用・工場現場のお役立ち商品
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梅雨時の圧縮エアーのトラブル、気をつけて下さい。
最近、温暖化の影響でしょうか、暴風雨の威力・回数がすさまじいです。
この間も当社がある福井県は、局地的な豪雨に見舞われました。
その時も、暴風雨で、コンプレッサーが故障するトラブルが何件かありました。
原因は、半屋外での設置によるもの。
また、ダクトからコンプレッサーへと雨が伝わるなど、色々な要素があります。
特に半屋外の設置は、夏は風通しが良くていいのですが、梅雨時はコンプレッサーに雨が入りやすい環境です。
それにより、電装品(モニター、制御盤)等、不具合を引き起こす事がありますので、今一度、暴風雨対策を考えて下さい。
また、毎度のことになりますが、「梅雨時のドレンには注意」が必要です。
高温多湿のこの時季は、圧縮空気のドレン量が多くなるからです。
エアードライヤーがない場合、シリンダーや電磁弁の故障、動作不良が増える傾向に。
エアードライヤーにて解決できますので、こちらの方も今一度確認してください。
以前掲載しました、店長日記に詳しくまとめてあります。ご参考に。
何か気になる点やご質問等ございましたら、
お気軽にお問合せ下さい。
お待ちしております。
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「水の凍結」。年末年始こそ気をつけて下さい
早いもので、もう師走となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
年末年始を控え、慌ただしい毎日を過ごしておられるのではないでしょうか?
しかし、この時期だからこそ、注意していただきたいことがあります。
それは、「水の凍結」により、コンプレッサーの異常停止・機械の故障が多くなることです。
といいますのも、12月、1月に入ると冬本番となり、寒さも一段と厳しくなります。
特に年末年始に冷え込みますと、工場内も冷え込み、休み中に配管内の水が凍結する恐れが出てきます。
最悪の場合には、配管が破裂したり、クーリングタワー等の冷却水系統の機械が故障してしまいます。
そして、生産開始ができなくなります。
対策としては、「凍結防止」です。
●ヒーターを配管に巻く
●配管内の水を抜く(気温がマイナス0℃以下になる場合)
●ポンプだけ回しておく(流水が凍結する温度はかなり低い)
他にもありますが、これらの点を特に厳重に注意してください。
景気が悪い時期が続いている今年だからこそ、こうした、ちょっとした対策を忘れないでいただければと思います。
すがすがしい気分で仕事始めができることができますよう、心よりお祈り申し上げます。